便 秘

このような方はご相談ください

排便に時間がかかったり、相当にいきまないと便が出ない(排便困難感)

排便後も残っている感じでスッキリしない(残便感)

便が硬い

お腹の張り

腹痛

週に3回以上排便がない

便秘とは

医学的に便秘とは「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」と定義されています。

排便習慣や排便回数には個人差があり、毎日排便していないから便秘であるとは一概には言えません。
普段よりも排便回数が少なくなったり、逆に毎日排便があっても排便後にスッキリしないのも便秘と考えられます。

目安として国際的診断基準のデータによると週に3回以上便が出ない人はお腹の張り、腹痛や硬い便による排便困難に悩む事が多く、通算4回の排便につき1回より多い頻度で排便困難感や残便感を感じる人は生活に支障が出るため何らかの治療を要する事が多いという結果が出ています。

発症原因

器質的原因

器質的原因とは、便の通過を邪魔する病気があるものです。

大腸癌、腹腔内腫瘍による大腸圧迫、クローン病、虚血性大腸炎など。

機能性原因

機能性原因とは便の通過を邪魔する病気はなく、腸の動きが悪い、便から大腸へ水分が吸収され過ぎて硬い便になる、便を肛門から出す協調運動(複数の筋肉の調節)がうまくいかない、など運動機能障害・調節機能障害が挙げられます。

診断方法

患者さんの訴えの問診、腹部診察、腹部レントゲン、血液検査、大腸カメラなど

まずは器質的原因がないか除外する事が大切になります。というのも生命に関わり最も問題となるのが大腸癌です。大腸癌は近年増加しており、がんの部位別死亡数として女性の第1位、男性の第3位となっています。大腸癌を早期に見つけるためにはレントゲンやCTなどでは難しく大腸カメラ検査が必要です。

当院では苦痛の少ない大腸カメラ検査を工夫して行なっております。
遠慮なく御相談ください。

大腸カメラ検査について

治療方法

生活習慣、排便習慣の改善がまず治療の基本となります。
来院の際にアドバイスさせていただきますが下にも記載しておりますのでご参照ください。

生活習慣、排便習慣の改善を基本にして、次に内服薬による治療を加えます。
便秘の薬にはいくつか種類があります。それぞれ利点や欠点があり病状にあわせて適切な薬を選択する事が重要です。

内服薬の注意点

市販薬として多い大腸を刺激するタイプの下剤(大黄・センナ・アロエ)は、腹痛を伴う事があったり、長期使用した場合に段々と効果が薄れていく欠点があります。また長期使用により大腸粘膜が黒く変色した場合には腺腫や癌が高頻度で発生するといった欠点があります。

日本でよく使われる下剤としてマグネシウム製剤があります。腎機能の悪い、特に高齢者の方が内服を続けると血液中のマグネシウム濃度が上昇し不整脈の原因となったり心臓に負担がかかったりする欠点もあります。

ここ数年、新たな便秘治療薬が次々と生まれています。病状にあった治療薬を適切に選択していきます。

生活習慣・排便習慣の改善

便秘を改善する食べ物(食物繊維)

水に溶けない不溶性食物繊維と水に溶ける水溶性食物繊維の二種類があります。

不溶性食物繊維は便の体積を増やし腸の動きを活性化します。便が硬いからと言って水分を多くとっても限界がありますし、飲んだ水分は結局、腸ですぐに吸収コントロールされてしまいなかなか便は軟らかくなりません。食物繊維は腸から吸収されにくいので、腸が吸収できない状態の水分を便の中にためこむには食物繊維がうってつけです。 また水溶性食物繊維は腸内で善玉菌であるビフィズス菌を増加させます。

<不溶性食物繊維>
豆類、きのこ類、穀類、いも類

<水溶性食物繊維>
海藻、こんにゃく

腸内環境を整える=ビフィズス菌(善玉菌)を増やす

ヨーグルトなどの乳製品には乳糖が多く含まれ、ビフィズス菌が乳糖を分解する事で腸内を酸性環境にし悪玉菌の増殖を防いだ結果、相対的にビフィズス菌(善玉菌)が増加します。

ごぼう、たまねぎなどのオリゴ糖はビフィズス菌の栄養源となります。水溶性食物繊維も腸内を酸性環境としビフィズス菌に有利に働きます。

お問い合わせ

便秘症状は比較的軽視される事が多いですが、原因となるほかの病気が隠れていることもあります。
治療が遅れると、便秘自体頑固になってしまうこともあります。便秘でお悩みの方は、お気軽にご相談下さい。

0957-62-6305

電話受付時間

平日 8:30~18:00 / 土曜 8:30~16:00

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